食品専門誌、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブサイトなどから集めた、食品の安心安全に関する情報をご紹介します。
フォーブス2007.11月号掲載「ニッポンの食を救え!」より引用
4 顔が見えるPB商品の管理とコスト
同PB商品の生産者には、
- ポジティブリストを含む農薬関連法の遵守
- 栽培日記の記帳
- 農薬・資材と購入伝票の管理
などのハードルが課せられる。
販売開始の4週間前までに、栽培管理表や誓約書などの規定書類をヨーカ堂に提出することが義務づけられ、販売開始後は、店頭での抜き打ち検査が実施される。
さらには、同PB商品を支えるしくみの妥当性を、第三者認証機関にチェックさせる念の入れようだ。けっきょく生産者、イトーヨーカ堂、それに外部機関が3重のチェックを行う体制になっている。
気になるコストだが、生産者が負担するのは基本的には検査費用のみ。生産者のホームページの運営費などはヨーカ堂が持つ。
販売価格へは、必要最小限ながらも転嫁されており、通常の国産品との比較で1割増となっている。
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