減塩梅干は、健康を考えると、梅干しの塩分も控えられるなら控えたほうがよい…との希望から、従来の半分の塩分の梅干しを漬けてみました。
塩の少ない分、酸味がたってしまいますが、なじむまでねかせればまろやかになってきます。
材料
- 梅 2kg
- 塩(梅の重量の約10%) 200g
- 焼酎(35%のホワイトリカー) カップ2
手順
詳しい漬け方は、梅干しと同様なので、梅の下処理、梅の塩漬け、赤梅干しの赤ジソ、赤梅干にする、土用干し、をご覧ください。
1 へたとり、汚れを落とし、あく抜き
梅はへたをとり除いてきれいに水洗いし、一晩水に浸してあくを抜きます。ざるに上げて水けを切り、ふきんでひとつづつていねいにふいてボウルに入れてください。
2 焼酎を梅全体に吹きかける
塩が少なく、梅にからみにくいので、焼酎の一部を霧吹きに入れて梅全体に吹きかけ、梅を湿らせます。塩は必ず自然塩を使って。
3 容器に詰める
漬ける容器の底にほんの少し塩をふっておき、梅に塩をまぶしながら詰めていきます。
4 塩と焼酎をかける
最後に残った潮をふりかけ、残った焼酎を回しかけてください。
5 重石をして保存
落とし蓋をし、梅の重量の2倍以上の重石をして紙などで覆い、冷暗所で保存してください。
6 梅酢が上がってきたら重石を換えて保存
4~5日で梅酢が上がってきますので、梅に梅酢がかぶっている程度の重石に換え、涼しく、蒸れないところに保存してください。
梅酢が上がりにくく、カビが出やすいので、ちょくちょく様子をみること。好みで赤ジソを加えてもよいです。分量は梅干しと同量。
7 土用干し、焼酎をふりかけて保存
7月20日前後の晴れそうな日を選んで梅干しと同様に三日三晩土用干しをし、保存瓶やかめに保存してください。
保存の際は、梅酢少々か焼酎をふりかけ、涼しく、風通しのよいところか、冷蔵庫で保存してください。
マンションなどの風通しの悪いところでは、必ず冷蔵庫で保存することをお勧めします。
「特選ウメ干しウメ料理223」(家の光協会)より引用
おいしい顔【梅のちから】 0120-290-395
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