失敗なく漬けるには、塩分は約18~20%にするのが良いです。
はじめて梅干を漬ける方は、塩分20%で漬ければ、失敗なくつけることができるでしょう。添加物を使わない自然の状態です。また、室温で長期保存ができます。
材料
梅 2kg、塩(梅の18~20%) 360~400g
しそ漬けの場合
梅 2kg、赤シソ(梅の10%) 200g、塩(赤シソの20%) 40g
手順
- へたをとる
- 汚れを落とす
- あく抜きをする
- 水けを切る
- 水けをふきとる
梅の表面にキズをつけたり、破れたりしないように、やさしく、やさしくく取り扱うこと!
1 へたをとる
梅のへたを竹串で引っかけて取り除きます。
梅にキズをつけたりしないようにやさしく取り扱ってください。力はいりません。ちょっと引っかけるだけですぐに取れます。
2 汚れを落とす
ぬれふきんでやさしくこするようにして汚れを落としてください。
ボウルにたっぷりの水を張って梅を入れます。そして、一粒一粒やさしく汚れを落としてください。
このとき、梅に流水を直接にあてない、また、梅同士をこすり合わせないように気をつけてください。すぐに傷になってしまいます。
3 あく抜きをする
たっぷりの水に浸して一晩おきます。
梅漬けするこの時期は、ちょうど気温も高く、湿気の多い時期です。梅は風通しのよい、なるべく涼しいところに置いてください。
4 水けを切る
竹ザルに上げて、水けをざっと切ってください。
水けが残ると力ビの発生する原因になります。ザルは、サビが出ないように釘などで打っていないものを使ってください。
5 水けをふきとる
清潔な乾いたふきんで水けをふきとってください。
一粒一粒やさしくていねいに取り扱ってください。ごしごしこすると、すぐに傷をつけてしまいます。
「特選ウメ干しウメ料理223」(家の光協会)より引用
おいしい顔【梅のちから】 0120-290-395
梅干の作り方 →中川紀子先生式 │ 1梅の下処理 │ 2梅の塩漬け │ 3赤梅干しの赤ジソ │ 4赤梅干にする │ 5土用干し │ おいしい顔【梅のちから】
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