食品専門誌、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブサイトなどから集めた、食品の安心安全に関する情報をご紹介します。
フォーブス2007.11月号掲載「ニッポンの食を救え!」より引用
生鮮コンビニも安全強化をアピール
取材/辻和成、冨田充、フォーブス編集部
「信頼」確保へ国産シフトと独自の安全強化策/九九プラス
日本の食品にかかわる安全問題が噴出しているが、先進諸国と比較してが課題なのだろうか。
本誌では東京にあるEU駐日欧州委員会代表部通商部のパオロ・カリディ一等書記官に話を聞いた。
同書記官は、「欧州と日本の食品安全基準や残留農薬の基準は、考え方も基準値も大きく異なるものではなく、むしろ似ている」と評価する。
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ただし、相違点は、食の安全に対するリスク・コミュニケーションの考え方だという。
「欧州では、食品のりスクを科学的に客観的に評価し伝えるように常に努めている」と語る。
反対に、日本では安全か、安全でないかという二者択一的情報が消費者には受け入れられやすい。
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しかし、「食品では100%安全というものはない」というのは、専門家の間では常識になっている。
正しい食品情報をどう集め、どう判断するか。これからは消費者側の判断力の向上も必要になっていくようだ。
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