赤梅干にしたいときには赤ジソを準備しましょう。
手順
- 赤ジソを水洗い
- 葉を摘む
- 塩をふる
- 手でもむ
- あく汁をしぼる
- ふたたび、もむ
- ふたたび、あく汁をしぼる
- あく抜きしてできあがり
1 赤ジソを水洗い
赤梅干しを作るときは、梅酢が上がったのを確認して赤ジソを用意してください。
赤ジソは、1把で約100~130gの葉が取れます。枝についたままジャブジャブと水洗いして汚れを落とし、竿にかけて水けを切ってください。
2 葉を摘む
水けが完全に切れたら、葉をつけ根から摘み取り、ボウルに入れてください。
葉を摘んでから洗うと水を切るのがたいへんなので、必ずていねいに洗って乾いてから、葉を摘むようにしましょう。
3 塩をふる
塩の2/3量を全体にふって軽く混ぜ、しんなりとするまでそのまま10分ほどおいてください。
すぐにもむと葉が破れやすく、あくも出にくいので、塩がなじむまでおくことがコツです。
4 手でもむ
全体に塩がなじんでしんなりとするまでおき、手で軽くもんでください。
ふんわりとボウルいっぱいにあった赤ジソのかさが減ります。
5 あく汁をしぼる
もんでいるうちに赤黒いあく汁が出てきたら、両手でぎゅっと絞り、汁を捨てて、ボウルをきれいにしましょう。
シソにもボウルにも水けを加えないように注意してください。
6 ふたたび、もむ
絞った赤ジソをほぐしてボウルに入れ、残りの塩をふってふたたびもんでください。
絞った赤シソは破れやすいので、そっとていねいにほぐしてから塩もみをしましょう。
7 ふたたび、あく汁をしぼる
ふたたぴもんでいるうちに、赤黒いあく汁が出てきます。1回目よりは赤みが増しています。
たたび絞ってあく汁を捨て、ボウルをきれいにして絞った赤ジソを入れてください。
8 あく抜きしてできあがり
塩もみをしてあく抜きをすると、ボウルいっぱいにあった赤ジソのかさがだいぷ減ります。
ポイントは、絞ってあくをそのつど取り除くこと!
●絶対に守りたい道具、重石、保管、水気について
道具・・・不潔な状態で使わないこと
容器、重石、落とし蓋などは、すべてきれいに洗つた清潔なものを用意します。
特に木製のものは、十分に日光消毒をして乾燥てください。他の素材のものは、煮沸消毒をし、よく水けを切り、できれぱ日光消毒をします。
水けや汚れはカビの原因になりますので、特に気を配りたいものです。
重石・・・陶製や自然石のものを
手ごろだといって、崩れやすい小石やレンガなどを、ビニール袋やアルミ箔で包んで使用しないこと。酸でビニールが溶けたり、アルミ箔が腐食します。
容器その他の道具にも、金属素材やビニールコーティングのものは使用しないようにします。
保管・・・風通しのよい涼しい場所
特に梅酢があがってくるまでの期間が要注意です。梅雨時で湿度も上がり、カビが発生しやすい条件がそろっています。
梅酢が上がってくるまでは、特にカビに注意したいもの。なるぺく涼しい所に保存して、2~3日ごとに様子をみましよう。
また、めんどうでも、紙などで覆いをすることを忘れないように。
完璧に密閉するよりは、紙などの通気性のあるものがベストです。カピのもとになるごみやほこり、虫などの侵入を防ぎます。
水け・・・厳禁
器具、素材とも水けには十分注意しましょう。
余分な水けはカピのもとです。漬ける容器はもちろん、梅の水けをふく、赤ジソの水けを切る、絞るなどは手を抜かずにきちんとしましよう。
梅酢が上がつてからのカビの原因の第一は水けです。
赤ジソを加えるときも、水けはぎゅっと絞つてから、梅を取り出す箸も、水けのない乾燥したものを。
「特選ウメ干しウメ料理223」(家の光協会)より引用
おいしい顔【梅のちから】 0120-290-395
梅干の作り方 →中川紀子先生式 │ 1梅の下処理 │ 2梅の塩漬け │ 3赤梅干しの赤ジソ │ 4赤梅干にする │ 5土用干し │ おいしい顔【梅のちから】
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投稿情報: wakdsbo loxphz | 2008年4 月28日 (月) 18:55