食欲がないとき

梅の酸味で唾液を分泌

｢食欲は健康のバロメーター｣です。人は皆なんらかのストレスを受け、そのために異常な過食に走ったり、逆にまったく食事が欲しくなくなったりします。

過食も困りものですが、食欲がないのも、健康を維持するためには非常に危険な状態といえるでしょう。

そのときは特別の症状はなくても、ある日突然ドカッと疲労が押し寄せて、病気にかかったりするのです。

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そこで、夏バテやそのほかで食欲のないときには梅を使った料理で食欲を増進させ、体の細胞のバランスをとりましょう。

もともと梅の酸味は唾液の分泌を促しますし、体の中でも消化器官のすべてに刺激を与えます。

消化吸収を助け、食中毒を撃退する梅の効力は、食欲がなく体が弱っている人には最適の食品です。

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「松本紘斉のよく効く梅百科（松本紘斉著 家の光協会）」より引用
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