梅干し、梅干しの黒焼き、梅肉エキスなどどれでも
風邪かなと思ったときには、梅干の大きいもの5個と、ショウガを刻んだもの30g、それにミカンの皮を少し焼いて混ぜ、黒砂糖を好みで加えてドロドロに煮つめて食べるとよいでしょう。
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『熱』が高かったり、『せき』の激しいときには、梅干し大5個、黒マメひと握り、オオバコの乾燥したもの3枚、それにニンジン100gをこまかく刻んで土瓶に人れ、水3合(540㏄)で半量になるまで弱火で煎じ、就寝前に飲みます。
また、梅干しの黒焼きの粉未(梅干し2個分くらい)に少量のおろしショウガを加え、湯のみに入れてしょうゆを少量落とし、熱湯を注いで飲むのも効果的です。
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『肺炎』や『気管支炎』などの症状には、梅酢をお湯で5~6倍に薄めて患部を1日3回温湿布します。
梅酢がないときは梅酒でもかまいません。湿布をする前こ梅肉エキスを3g飲んでおくとよいでしよう。
毎日梅肉エキスを常用し、ゼンソクの発作から解放されたという人も少なくありません。
『百日ぜき』の場合、梅の種の中にある仁(じん)を15個ほどこまかく刻み、少量の黒砂糖を加えて水1合(180cc)で煮ますと、飴のようになりますから、これを小さじー杯ずつ飲みますと驚くほどの効果があります。
『せき』には梅肉エキスと黒砂糖をお湯に溶かしたものも効きます。
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風邪のひきはじめに
風邪のひきはじめには種を取った梅干しと刻みショウガ、ミカンの皮を焼いたもの、黒砂糖を合わせ)てドロドロになるまで煮つめて食べると効果がある。
熱とせきに-1
種を取った梅干しと黒マメ、刻みニンジン、オオバコを水3合(540㏄)で量になるまで煮つめ、寝る前に飲むと熱とせきによく効く。
熱とせきに-2
梅干しの黒焼きの粉末におろしショウガ、しょうゆを加え、熱湯を注いでよく混ぜて飲む。高熟や激しいせきにも効果あり。
百日ぜきに
梅の種の中の仁をこまかく刻み、黒砂糖と水を加えて弱火でとろりとするまで煮つめる。小さじ1杯ずつ飲むとよい。
→ 風邪とは
→ 「あなたの病状から梅療法へ(50音順)」のもくじを見る
「松本紘斉のよく効く梅百科(松本紘斉著 家の光協会)」より引用
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