梅干のクエン酸は腐敗細菌や食中毒菌を抑える
梅干は兵糧として必需品
梅干は、戦国時代には兵糧として必需品でした。合戦におもむく兵士たちは、にぎり飯に梅干を入れ、腰につけて歩きました。
なかでも豊臣秀吉は梅干を「息合の薬(いきあいのくすり)」として重用したといいます。先人は、梅干の腐敗防止や疲労回復の作用を体験的に知っていたということです。
多い細菌性の食中毒
冷蔵・冷凍などの保存技術が発達している今でも、細菌性の食中毒にかかる人は少なくありません。
病原性大腸菌0-157をはじめとした、サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌などの食中毒を引き起こす細菌は、味やにおいなどがほとんどなく、なかなか細菌の有無の判断ができません。
細菌を抑制する梅干のクエン酸
梅干に含まれているクエン酸は、こうした細菌を抑制する働きがあります。つまり、梅干には食中毒菌の増殖を抑える働きがあるということです。
おにぎりに梅干を入れると、作ったその日のうちであれば、腐敗細菌や食中毒菌の増殖を抑えて、腐敗を遅らせることができます。
「梅はこんなにからだにいい(管理栄養士 荒牧麻子 監修)」より引用
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