便秘、下痢の原因
『便秘』は腸のはたらきが低下し、またはどこかに内容物を通過させるのを阻害する原因があるとき、内容物が長く腸にとどまってしまうことから起きます。
同時に水分が腸内で極度に吸収され、内容物がかたくなり起こる症状です。
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『下痢』は腸の運動が高まり、腸の内容物が速やかに運ぱれるため、水分を吸収する時間が短かったり、腸自体の水分吸収能力の低下によって起こるものです。
いずれの場合も腸が正常にはたらかなくなったからです。
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私たちの体は、通常、食べたものは最大48時間以内に消化吸収されて、不用物は便となって体外に排泄されます。
健康な人であれぱ、毎回「直径3㎝×長さ20㎝」の不用物が定期的に排泄されるはずなのです。
ところが、長期間つづく弛緩性便秘(便意を我慢して起こる便秘)は、消化がよくてカスの少ない食べものを摂取している場合に起きやすいのです。
ひどい内臓下垂や運動不足などは、腸の運動のリズムをくずしてしまい、便秘をひき起こします。
→ 便秘・下痢の梅療法
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「松本紘斉のよく効く梅百科(松本紘斉著 家の光協会)」より引用
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